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和菓子のお話
2008.01.21
お干菓子no.3
一月も後半に入りましたが、初釜の御注文をよくいただきます。
前半と違い、「新年一色」のみの雰囲気では
デザインが難しくなってきたように感じます。
(御題の火とか干支、鶴亀、etc..)
そろそろ早春。
二月を意識した図案で、かつ新年のおめでたい雰囲気も残し。。。
そこで松竹梅の中から「香梅」を艶干錦玉を。
黄奈粉州浜で、うぐいすをイメージした「初音」を作りました。
気持ち早いような気もしますが、
新年から早春にかけての穏やかな流れを感じていただければ嬉しいです♪
*これに合わせた上生菓子の銘は「吉事(よごと)」
新春に降り積もる雪のように、よい事が重なるように、、という
大伴家持の歌から銘を付けました。
万葉集巻末の歌でいろいろ解釈は有るようですが、
その後の事実より、家持の「願い」を重視して銘をいただきました。
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